志望校を固めつつある中3生が増えてきました。
「合格」の二文字を目指して突き進むこれからの時期、
モチベ―ションを維持しつつ、誘惑に負けないように自制することも肝心になります。
「絶対に合格したい」という気持ちは、決して特別なものではありません。
受験生であれば強かれ弱かれそのような気持ちを抱くものです。
そして、合否の基準は気持ちの強さではありません。
点数こそが合否をわけるのです。
合格点を取るためには勉強をしなければならないでしょう。
英文法か、数学の応用か、国語の読解か…。
それらの能力を伸ばし、当日の点数を伸ばすためには時間と労力が必要です。
ところが時間と労力には上限というものがあります。
無限には頑張れないのですから。
新しい何かに取り組む必要が出たとき、それは同時に何かをあきらめなければならない。
遊ぶ時間、スマホを楽しむ時間、勉強ではない好きなことをする時間…。
結局のところ、「合格のためにどこまで断ち切れるか」という勝負でもあると、
私は高校受験をそのようにとらえています。
断ち切るべきものを残してしまった余白の部分だけで死に物狂いに頑張っても、
合格点にたどりつけないことだってあります。
ここから入試までの爆発的な伸びは、
合格のためにスパッと断ち切った誘惑の量にも深く関係があるはずです。
受験生のみなさん。
君は志望校合格のために、どこまで誘惑を断ち切ることができる?
同じ授業を受けていても、子どもによって吸収率は全く違います。
吸収率のイメージは、授業を受けた後の6時間後に頭に残っていることの量だと考えてみてください。
7割残っても上出来だと思いますが、ゼロということだって珍しくはないと思います。
授業の吸収率を高めるためには、「前日までに得た知識量」と「当日の授業の聞き方」が大きく影響します。
とはいっても、前日までの授業というのももう過ぎたことです。
ですから、当日の授業の聞き方を良くすることをまずは目指していきましょう。
それも授業が終わった後に自分の頭に残っていることを増やそうという目的で。
その際にはまず前提としなければならないことがあります。
それは、「人間の記憶力は気合いではどうにもならない」ということ 笑
「絶対に忘れないようにします!」と意気込んだってだめですね。
まずは自分の記憶力に対する過信を捨てましょう。
授業を受けた後にことがらを頭に残すためには、文字に書き留めます。
つまり自分の頭にメモリーを置くのではなく、紙のほうに記憶(記録)を残すのです。
残すべきはその日の授業の要点。
授業の主題、繰り返し現れたキーワード、先生の気合が入ったときの言葉など。
ただ板書をうつすだけでは、要点はわからないものですよ。
とにかくこれをくり返します。
最初は要点が見つかりにくくて当然です。
はじめにも言いましたが、授業の吸収率は前日までに得た知識量にも大きく影響されますから。
ある程度の知識がなければピントがずれてしまって、授業のポイントも見えにくい。
しかし、経験を重ねるごとに要点が見えだしてくるはずです。
これがうまいサイクルで回りだしてくると、勉強が良い方に向かって進みだします。
今日までに得た知識量が、明日の授業の吸収率を良くしてくれます。
現在の中2クラスにも、このあたりを練習中の生徒が何人かいます。
とにかく物量重視でメモしているので、要点も「要点にみえるもの」も何もかもメモしている感じですが、
それでいいんです。
努力の舞台は授業中と授業外(=家庭学習)がありますが、
まずは授業の吸収率を高めるために授業中を良くしていくのがステップの一段目になります。
家庭学習よりも「頑張ってみよう」と思いやすいです!
吸収率を高めるためには、まずは授業の聞き方を変えましょう。
「授業中だけではたりない!」といつか気付く時が来たら、
次のステップは家庭学習ですね。
今週は中1・中2の学力テストです
ヘリオス中学部、中1・中2生は10月3日(金)の授業時に英数国の学力テストを実施します。
今回の学力テストは直近までの学習単元を出題範囲とするテストであり、神奈川全県模試のように特定の入試出題パターンに寄せたテストではありません。
学校の定期テストよりも出題範囲が広く、かつあらゆる単元から偏りなく出題されるといったイメージですね。
ということは現在の自分の弱点を把握するのにはうってつけのテストといえます。
テスト直後の自分の学習指針がわかるというわけです。
「どれもこれも弱点だらけだ」ということがわかってしまった場合でも、全国正答率が高いものから手を付けましょうという「学習の優先度」まで導いてくれます。
裏を返せば、自分の今後の学習指針を立てないとあっては学力テストを受ける意味がほぼなくなってしまいます。
点数だけを見て、「あ、数学が下がっちゃったな」とか「なんか知らないけど国語が前より上がった~」といった受け止めだけで終わってしまうのはもったいないケースになります。
今の時期、中3生は毎月のように模試を受けては自分の学習指針を立てています。
「数学の2次方程式が弱いので、対策がしたいです」
「英語の文法をやりたいです」
このように先生に相談をして、具体的な取り組みは先生と一緒に決めていくパターンです。
現3年生の中には、2年生のときに「学校の成績を4に上げたいので、数学の宿題をください」と相談に来てくれた子もいます。
ある月の学力テスト終了後、中1・中2それぞれのクラスで帰宅前に「この問題どうだった?」「英語、どうだった?」と結果を気にして話し合う光景を見かけました。
それも大事な振り返りの一つなのですが、もっと必要なのは「今後何を勉強しようと思うか」です。
テスト当日と返却時、先生と一緒にぜひ考えてみましょう。
急に涼しくなってきましたね。
寒暖差があったからか、ちらほら咳が聞こえるようになっています。
体調の変化に気をつけてくださいね。
小学部は今週がコンクールです。
コンクールは80点以上であれば成績優秀者となります。
覚えるもの中心のテストですから、
100点を目指すことの負担はそこまで高くはないと思われます。
年間6度、奇数月ごとに繰り返すテストです。
ある程度慣れてくれば、
それぞれ90点以上、5科合計450点以上をマークする子が増えてきます。
(英語なしであれば4科で、360点以上になります)
100点を目指す勉強をしっかりやって来た子が、
本番のテストでうっかり書き損じたり、計算ミスをしてしまったり…
そういうケースはよくあります。
たとえ92点程度になってしまったとしても、
答案の状況や本番で頑張っている姿を見れば、練習の真剣さは伝わってきます。
ところが、中学生になると…
特定の教科において目標ラインを勝手に下げる子が出始めてきます。
「社会は苦手だから80点くらいでいいや」
こういった声が自分の心に聞こえてきたら要注意です。
これはコンクールですから、満点以外を目指すと効果が大きく削られてしまいます。
コンクールと定期テストの違いを考えてみます。
コンクールは…
出題される問題が大部分わかっているテストです。
大部分というのは、覚えるものリストの全てが出題されるとは限らないという意味です。
教科によっては100問の中から50問のみを抜粋されることもあります。
定期テストは…
試験範囲はわかっているテストです。
ところが、どんな問題が出るかもどんな難易度かもわかりません。
問題数も事前にわからないケースがほとんどです。
つまり、コンクールはテスト前の情報がはっきりしているため、
本番の不安要素がほとんどないのですね。
つまり、目標を立てるうえで遠慮(?)する必要が無いわけです。
さらに、これは厳しい言い方にはなりますが、
社会を多少抑えたところで、残りの4科目を集中的に勉強できるかといえば…。
おそらくそんなことはできないでしょう。
つまり、社会にかける努力だけがけずられていく。
事前情報がはっきりしているコンクールでさえそうなってしまうのであれば、
事前情報が比較的はっきりしない定期テストが相手だとどうなるでしょう。
定期テストの重要性をどんなに認識していようが、
コンクールで満点を目指せない子が、
定期テストで良い結果を残す努力ができるとは考えにくいのです。
情報がはっきりしない相手に、きちんと努力することは大人であっても難しいでしょうから。
小学生にはコンクール4科400点満点を取ったことがある子がいます。
5科になったことで500点を目指して頑張っているそうです。
この姿勢そのものが立派なのです。
9月のコンクール、いい結果を得られるといいですね。
前期期末テストが続々と返却されています。
前期中間テストと比べてテストの質や量が変わっているので、
それに合わせて結果も変わっていることと思います。
100点満点の点数で評価するのはそこそこにして…。
大切なのは、
「どの問題を間違ったか」
「つぎに類題が出題されたら正答できるか」にこだわり、
改善を図ることです。
改善点は不正解だけではなく、正解の中にも潜んでいることがあります。
「たまたま正解になった問題は無いか」
「時間がかかりすぎた原因は何か」
理解不足や練習不足を感じたら、
次回に向けての課題ですね。
結果の評価は点数や平均点だけではなく、
「どのように間違えたか」
という反省のしかたも重要です。
これは一人でやると難しい部分が多いので、
遠慮なく先生に相談してくださいね。
答案を持ってきてくれるだけでOKです!


ありがとうございます!