夏期講習は日程の半分が終わりました。
4年生と5年生は17日から再開です。
しばらく、夏休みを楽しんでほしいですね。
講習前半で印象深い出来事がありました。
いくつかご紹介します。
■3年生クラス
『計算力がレベルアップ』
3ケタの足し算引き算や、3ケタ×2ケタのかけ算がスムーズに。
6月の授業で毎週のように苦労しましたが、スラスラ出来るようになった子が増えました。
中学受験を意識すれば、3年生で3ケタのかけ算や2ケタの割り算はマスターしましょう。
講習では計算だけでなく、思考力が必要な問題もたくさん解きました。
国語も文章題を毎回解いて考える力を養っています。
めいっぱい勉強する土台作りをしています。
■4年生クラス
「もう半分終わりか、寂しいな」
夏期講習前半の最終日、今日が前半最後の授業だと話すと、生徒の一人がぽつりと漏らした言葉です。
他の子も「明日も授業あると思った」などと、まだまだ塾に来たいという様子です。
嬉しいですね!
小テストをたくさんやりながら、算数では新出単元と復習単元と幅広く勉強。
たくさん丸がついて喜ぶ姿を何度も見れました。
勉強に前向きな気持ちが陽光生の素晴らしいところ。
後半は理科の小テストを毎回実施します。
準備を進めて下さいね。
■5年生クラス
「小テスト合格でガッツポーズ!」
連日の小テストのために、しっかり勉強していました。
初めて合格点が取れた生徒は、飛び跳ねて喜んでいましたよ。
この嬉しさが、勉強のモチベーションになるんです。
宿題や授業での様々な工夫は、毎日勉強を積み重ねる習慣を作るため。
勉強が大好きになる生徒を増やしていきたいですね。
授業が多い夏期講習は、生徒の成長が早く教えていても楽しい授業が続いています。
4年生と5年生は後半の授業で会いましょう。
体調に気をつけて夏休みをお過ごし下さい。
(池田)
偏差値とは学力の「今」を確認するための指標です。
しかし中学受験では、それが単なる数値以上の意味を持ち始めます。
偏差値によって学校の難易度が並べられ、やがて子どもや保護者の心まで、その数値に振り回されてしまうことも。
偏差値が下がれば不安になり、上がればつい油断してしまう。
知らず知らずのうちに、「勉強する目的」が偏差値そのものになってしまうこともあります。
(学力別クラスの昇降にも同じような面がありますね)
でも、偏差値だけでは見えてこないものがたくさんあります。
たとえば――
これからグンと伸びていきそうな子。
頑張っているのに結果が出るまで時間がかかる子。
一生懸命だけれど、まだ空回りしている子。
どの子も状況はそれぞれ違います。
そして何より、偏差値では「努力の質」や「勉強への向き合い方」は見えません。
その結果、偏差値だけを見て「もっと頑張れ」と言っても、子どもにはなかなか響きません。
それどころか後ろ向きな気持ちになってしまったり、勉強そのものがイヤなものに見えてしまうかもしれません。
だからこそ授業の中で、先生の声かけで、ご家庭での関わりの中で偏差値とは別の「物差し」を持つことが大切です。
・宿題にきちんと取り組んでいた
・小テストに向けて努力していた
・質問しようと一歩踏み出した
・テストの結果に悔しさを感じた
・自分から机に向かっていた
・忘れ物に気をつけていた
・「塾でこんなこと習ったよ!」と楽しそうに話してくれた
こうした“前向きなサイン”は、すべて評価してあげてよいのです。
どんなに些細に見えることでも、テストの点数よりも先に、まずはその姿勢を認めてあげましょう。
そしてそれができたら、次は別の物差しで見てあげる。
子どもに合った「たくさんの物差し」で、たくさん褒めてあげる。
その声かけはやがて、「自分は応援されているんだ」と子どもの心に届いていきます。
偏差値だけでは測れない、子どもたちの努力と成長。
そこにしっかり目を向けてあげること。
それが勉強とまっすぐ向き合う力を育てる、何よりの後押しになっていきます。
(池田)
中学受験において「模試の偏差値」はよく使われる学力の指標です。
大手塾に通っていれば、「今どのクラスにいるか」も一つの目安になるでしょう。
けれど私は、子どもたちの成長や志望校合格を目指すうえで、偏差値やクラスだけを「物差し」にするのは不充分だと考えています。
もちろん今の学力については、しっかりと受け止める必要があります。
なかには、あえて学力を隠すような方針をとるご家庭や塾さんもありますが、私は反対です。
学力をきちんと受け止めることが、前向きな学びにつながる場面もたくさんあるからです。
大切なのは「今どれだけできるか」よりも、「これからどれだけ伸びるか」。
どの子にも、かならず伸びしろがあります。
集中力、やる気、勉強量だって大きく変わります。
だからこそ、私たちが何より大切にしているのは「前向きに学ぶ気持ち」です。
気持ちが前を向いたとき、子どもは一番伸びていく。
その瞬間を、私たちは何度も何度も見てきました。
偏差値という「物差し」だけにとらわれずに、もう一つ別の「物差し」も持つこと。
それが前向きに学ぶ気持ちを支えてくれます。
では、その「物差し」とは何なのか?
次回詳しくお話ししますね。(池田)
飛鳥は、授業前後や演習の授業中にも質問を受けています。
授業のコマ数が多いため、週の後半では演習&質問対応がメインです。
中学受験は『たくさん質問できる』ことが大きなポイント。
一人で解くのは難しい算数は、質問できる環境が学力を左右します。
解き方を教えるだけではなく、算数が楽しいと思ってほしい。
そう願って日々の質問に答えています。
また質問できるからこそ先生との信頼関係も生まれるのでしょう。
質問が終わった後の子どもたちの充実感や笑顔を見ると、こちらも嬉しくなります。
保護者面談では、ご家庭での会話を教えてくれました。
「先生がいつも質問に答えてくれる」
入塾して数ヶ月の生徒ですが、陽光学院が大好きになってくれたとのこと。
これからも、生徒の質問にしっかり向き合います。
(池田)
6月2日から3週間の面談期間となりました。
授業中の様子、宿題や小テストの状況、学校見学まで、多岐にわたる内容です。
一番多いご相談は家庭学習について。
「今の勉強量で良いのか、勉強方法は間違えてないか」
「モチベーションが上がらないようだけど、、、」
中学受験定番のお悩みですね。
現状の確認と今後の対応をしっかりとご説明します。
これから、どのように伸ばしていくか。
モチベーションはどうあげるか。
6年生であれば志望校への学習計画や勉強量なども細かくお伝えします。
中学受験は親子の受験とも言われます。
塾での様子が分からないのでは親御さんが不安になって当然です。
飛鳥ではご家庭と私たち講師とが目線を揃えて、学習情報を共有してお子様の勉強をフォローして参ります。
また、面談は子ども達の成長を伝える場でもあります。
たくさんお話できることがあります。
楽しみにお待ちしております。
(池田)