岸のはなまるレポート
ヘリオス1T 変わる入試、変わるヘリオス中学部
From:岸智也
今月は1Tクラスについてお届けします。
中学生になってもう1年が経とうとしています。
行事もひとまわりして、
小学生との違いをありありと感じたことでしょう。
やはり中学生は忙しいですし、
勉強する時間がないと感じてしまうのも仕方ないこと。
実際に土日にしか勉強時間が確保できないという生徒もいれば、
逆に土日にクラブ活動が集中している生徒もいます。
そこで、一人ひとりのスケジュールをふまえ
一週間のどこに勉強時間を作ればいいかをアドバイスしています。
2年生以降はその勉強時間を増やしていくイメージの方が
無の状態から作り出すよりもスムーズです。
4月からは中学部のやりかたを大きく変えていきます。
生活はあわただしくても勉強時間が
確保できるような体制を整えています。
そして私たちが寄り添いながら、個別に課題を定めていきます。
このように、今年は勉強の質が高まる1年になるはずです。
勉強の喜びをどの生徒も実感できるような塾でありたい
と思っています。
(岸)
ヘリオス6L 中学準備講座で伝えたいこと
From:岸智也
今月は6Lクラスについてお届けします。
2月からスタートした中学準備講座が進行中です。
どの教科についても小学生で学んだことをベースにしながら、
さらに深い知識事項を扱います。
子どもは本来、
知らないことに興味をひかれるものです。
特に理科や社会は知識が増えることに喜びを感じやすいこともあって
前のめりになって聞きますし、
積極的にメモをとる子もいます。
さらに「こういう問題が出たらこう解こう」
「中学のテストでよく出される問題だよ」
といった話にななると
さらに熱心に聞こうとする子も多くいました。
まだ経験したことのない中学の勉強やテストに
不安もあることでしょう。
しかしやると決まっているからには、
「どう頑張っていくか」を子どもたちに示し、
それを実践できるように促していくべきだと考えています。
今年の6年生は落ち着いた子が多く、
宿題達成も優秀なクラスでした。
中学生になってもその姿勢をもち続けてほしいと思います。
(岸)
ヘリオス3SS 入試経験を人生の財産に
From:岸智也
今月は3SSクラスについてお届けします。
とうとう高校入試の日を迎えます。
陽光歴が一番長い生徒は小5から5年近く頑張ってきました。
振り返ってみると、
彼が入塾のときには漢字の読み書きが課題でした。
それが少しずつできるようになってくると
また別の課題が見えてきて、
また別の課題が出てきて…。
大変そうに聞こえますが、
しかし次々に課題が見つかってくるのは
自分が歩み進んでいるからこそです。
事実、彼が課題に立ち向かう時の表情は真剣そのもので、
それ以外では笑顔であるときが多かったんです。
この5年間で得たものは志望校の合否だけに留まらず、
今後の人生の財産になっていくでしょう。
「受験を通して成長してほしい」
陽光の先生たち全員の願いです。
今年の中3生は19名。
彼らの成長に間近で関わることができたことに感謝しています。
何だかんだいっても、やはり入試は大変です。
辛い時期もあります。
でも貴重な経験であることに間違いはありません。
入試当日、胸を張って頑張ってくださいね。
(岸)
ヘリオス4L 勉強の周りにある大切なこと
From:岸智也
今月は4Lクラスについてお届けします。
昨年の4月、なかなか宿題に手をつけられなかった子がいました。
が、今では授業前に自分から持ってくるようになりました。
「『宿題やったら?』の声かけが1回で済むようになった」という
お母様からの声にもあるように、
「宿題はやって当たりまえ」という認識が確立されたように感じます。
さて、4月からは5年生です。
ヘリオス小学部では学校の先取りの授業を心がけ、
教科学習を通して知識や技能の習得を目指しています。
それだけではなく、中学の勉強を見据え、
勉強そのものの質を高めることも大切にしています。
たとえば中学生になってテスト前に問題集に取り組んだり、
知識事項を暗記したりするときには、
正しいやり方で勉強することが望まれます。
そこで小学生のうちに勉強のやり方も指導しています。
今月のテーマは「正しい丸付けの方法」です。
一つひとつ身につけることで
彼らの世界がちょっとずつ変わっていく。
勉強はもちろん、
その周りにある大切なことも伝えていきます。
(岸)
ヘリオス3T 心の動き
From:岸智也
今月は3Tクラスについてお届けします。
冬期講習は食事を持参したうえでみっちり勉強。
志望校に合わせて公立なら5教科、
私立なら理社を英数にした3教科の時間割で
暗記テスト、入試予想問題演習、
分野別計算問題、私立高過去問…
やるべきことをやりこんでいきました。
今後もそれぞれの志望校にフォーカスした対策を進めていきます。
私は毎年、教える側として受験生に指導していますが、
この時期になるといまだに緊張してしまいます。
どんな子だって自分の志望校には本気になりますし、
目つきが凛々しくなる。
だから少しでもできるようになると無邪気に喜ぶし、
できないと不安になる。
本気で頑張っているからこそ
心が大きく動くのがこちらに伝わってくるんですよね。
長文読解の調子がいいね、
と言われて「たまたまです」とうれしそうに答えたSさん。
理科の苦手分野の応用問題に不安そうに「やります」とKくん。
どちらも充実した講習になったことでしょう。
残り1か月。
頑張りが最高の結果につながるように、
一人ひとりに寄り添っていきます。
(岸)
ヘリオス5L 丸読みの時間
From:岸智也
今月は5Lクラスについてお届けします。
冬期講習の国語は
「文章問題の考え方&解き方」に比重をおきました。
国語の文章問題が得意な子の多くは
「授業中の丸読みに注意がはたらく子」です。
音読にミスがあれば自分で気づき、
間違えたところから読み直せる子。
自分の番がまわってきたさいに
「いまどこ?」とは絶対にならない子。
つまり他の生徒の番でも集中して聞ける子。
こういう子はどんどん伸びていきます。
最初は丸読みが上手でなくても、
繰り返せば上達していきます。
ふだんの授業から丸読みを欠かしていませんから、
みんな丸読みは上手です。
そして丸読みが上手になると、
国語の問題文にある条件にも目が届くようになります。
文章問題で正解する=マルが付く
というはっきりとした成果につなげるためにも
大切な丸読みの時間。
これからもこだわっていきます。(岸)
※「読めるかどうか」を客観的に測れるので
丸読みはご家庭でもおすすめです。
いっしょに文章を目で追いながら
チェックしてみてくださいね。
ヘリオス2SS 1か月のテスト対策
From:岸智也
今月は2SSクラスについてお届けします。
後期中間テストに向けての勉強に力を注いだ1か月でした。
コンクールの語句暗記からはじまり、
コンクールの結果を出せた生徒はそのままテスト対策へ。
結果が出せなかった教科については
コンクールの内容からきちんとやり直し、
その後は優先して取り組むべきスケジュールを示して
取り組んでもらいました。
教室は同じとはいえ、
一人ひとり異なったオーダーメイドの対策授業です。
単語・熟語を覚えないまま文法問題に取り組んだところで
よい結果は生まれません。
あるいは文法の穴が見つかったときは先に進まずに、
その単元をくり返し解いて身につけることが大切です。
ある子は1ページ10個以上のバツが
2周目ではすべてマルに変わっていました。
今回の後期中間は公立や一部の私立高の合否にかかわる
「内申」に影響します。
内申にはその子の勉強の質も表れている、
というのが私の考えです。
勉強の質そのものを高め、
来年の高校入試へ漕ぎ出してほしいと思います。
(岸)
ヘリオス6L アウトプットを取り入れる
From:岸智也
今月は6Lクラスについてお届けします。
11月の国語コンクールはことわざ100問テストでした。
ふだんのコンクールでは、
本番と同じ形式の練習用プリントが用意されています。
しかし今回は150個以上のことわざリストを配布し、
その中からランダムに100問出題する形式です。
これは中学のテスト勉強を想定しています。
中学では
「テスト問題はここからも出ます」
とプリントを渡されるケースが多いです。
それなのに見ただけ読んだだけで
覚えたつもりになってしまう子が少なくありません。
こんなときにおススメの勉強方法は
赤シートや手で隠してテスト形式で書き出すこと、
そしてだれかに問題を出してもらって答えるといった
「アウトプット」
を練習に取り入れることです。
コンクールは、そのテストで覚えた知識ももちろん大切ですが
正しいやり方を身につけることが肝心です。
あと4か月で中学生。
中学生になっても通用する勉強を目指しましょう!
(岸)
ヘリオス1SS 勉強の正しい努力
今月は1SSクラスについてお届けします。
10月前半の英語は総復習に力を入れました。
英語は学年が進むにつれて新しい文法が次々に導入されるため、
知識の総ざらいを後手に回すほど
取り返しがつかなくなっていきます。
中1のこの時期は特に動詞にしぼり、
英文をたくさん書くことで経験値を積んでいきました。
宿題でバツがついた問題は授業後に残って解き直し。
さらに意味を覚える単語テスト、
つづりを覚えるコンクールの
それぞれの覚え方や練習手順についても
再確認する時間をとりました。
効果の低い自己流の覚え方に陥らないように、
一つひとつの手順のもつ意味や
取り組むときのポイントを知ることが大事です。
11月のコンクールで実践することはもちろん、
正しい方法で長く継続することが
非常に大きな効果を生みます。
「何を、どの順番で、どうやるのか」を
しっかり理解したうえで
中2、中3になっても続けていけば、
周りにかなりの差をつけられるはずです。
一日一日の正しい努力を大切にしましょう。
(岸)
ヘリオス4L 語彙をきたえる
From:岸智也
今月は4Lクラスについてお届けします。
宿題達成率が上向きになっています。
授業前にはすでに教卓の上に宿題が置かれています。
4年生の国語の宿題は、
漢字と1日1ページの語彙のテキストです。
週に1度の授業ですから、語彙の宿題は7ページ。
4月の頃は時間をかけて取り組んでいましたが、
最近はテンポよく進められているようです。
国語の文章を読むためには、語彙が大切になります。
あまりなじみのない言葉は、
専用の教材で覚える機会を確保することが肝心です。
いまの宿題は1周目で、
最後まで行ったら2周目をやっていきます。
あわせて熟語の語彙も必要になります。
漢字が苦手な子は多いですが、
その理由のほとんどは「できないから」です。
できない→苦手→余計にできない…のスパイラルを避けるため、
短い期間にガツンと覚える機会があるとよいですね。
おすすめは漢検です。
漢検は熟語の構成や読み書きの練習を通じて、
それぞれの漢字の持つ固有の意味を理解することにつながります。
また合格を目指すというはっきりとした目標が
モチベーションにもなりますよ。
(岸)