【中学受験|偏差値だけでは測れないもの】
【中学受験|偏差値だけでは測れないもの】
中学受験において「模試の偏差値」はよく使われる学力の指標です。
大手塾に通っていれば、「今どのクラスにいるか」も一つの目安になるでしょう。
けれど私は、子どもたちの成長や志望校合格を目指すうえで、偏差値やクラスだけを「物差し」にするのは不充分だと考えています。
もちろん今の学力については、しっかりと受け止める必要があります。
なかには、あえて学力を隠すような方針をとるご家庭や塾さんもありますが、私は反対です。
学力をきちんと受け止めることが、前向きな学びにつながる場面もたくさんあるからです。
大切なのは「今どれだけできるか」よりも、「これからどれだけ伸びるか」。
どの子にも、かならず伸びしろがあります。
集中力、やる気、勉強量だって大きく変わります。
だからこそ、私たちが何より大切にしているのは「前向きに学ぶ気持ち」です。
気持ちが前を向いたとき、子どもは一番伸びていく。
その瞬間を、私たちは何度も何度も見てきました。
偏差値という「物差し」だけにとらわれずに、もう一つ別の「物差し」も持つこと。
それが前向きに学ぶ気持ちを支えてくれます。
では、その「物差し」とは何なのか?
次回詳しくお話ししますね。(池田)