塾長コラム

2017/03 10 FRI
塾長コラム

「いつやろう」は魔法のコトバ

From:菅野伸一

 

小学6年生のみんな、

もうすぐ卒業ですね。

 

おめでとう!

 

君らもいよいよ中学生。

 

今は新しい世界に期待半分、

不安も半分ってとこじゃないかな。

 

 

 

さて、中学に上がってまずビックリするのが

提出物の量だと思う。

 

小学生のころと比べるとケタが違うからね。

 

特に定期テストの際には、

多くの教科でワークやノートの提出が義務になる。

 

たとえば、学年末試験時の

住吉中学1年生の提出物は以下の通りだ。

 

・数学のワーク 15ページ分 

 

・国語のワーク 19ページ分

 

・理科のワーク 29ページ分

 

・英語のワーク 32ページ分

 

さらに英語や国語、社会、理科、保体のノートも提出だ。

 

これらはすべて成績に大きく関係するから、

まったく手が抜けない。

 

もちろん、提出物以外に点数を上げるためのテスト勉強も必要だ。

 

 

――ん?

 

できる気がしないって?(笑)

 

たしかに、直前になって大慌てでため込んだ提出物に

取り組んでいる子もいる。

 

でも、すべてをちゃんとやりきっている子がいるのも事実だ。

 

直前までため込んでしまう子の多くは

、「いつまでにやろう」と考える。

 

「来週の土曜日までにやろう」とか

「テストの3日前までに終わらせよう」とかね。

 

でも、この考え方は決断と行動を先送りしているだけ。

 

結局はズルズルと先送りを続けて、

やり出すのは「もう間に合わない!」となってからだ。

 

ちゃんとやれている子は、

「いつやろう」と決めている。

 

「水曜日、学校から帰ってからやる」 

「日曜日の午後にやる」

こんなふうにね。

 

今回のテスト対策中に、

中1のある女の子に学校の漢字プリントを借りたんだけど、

そこに貼ってあった付せんには

「2/13(土) 塾でやる」

と書いてあった。

 

いつやるかだけじゃなくて、

場所まで決めてある。

 

この子は勉強だけじゃなくて、

将来は仕事もできる子になるんだろうな。そう思ったよ。

 

 

ということで、まとめだ。

提出物は「いつまでにやろう」ではなくて、

「いつやろう」と考える癖を付けよう。

 

「いつやろう」は、

提出物に追われなくなる魔法のコトバだ。

 

勉強に行事に部活動、、、

君の中学校生活が充実したものになりますように!

(菅野)

2017/01 25 WED
塾長コラム

自分が合わせる

From:菅野伸一

 

すし職人として、

日本人初のミシュラン三つ星を

獲得した小野二郎さん。

 

銀座にある彼の店「すきやばし二郎」を訪れた

オバマ大統領は、

「人生の中で一番おいしいすしだ!」

と絶賛したという。

 

 

世界一美味いすしを握る男として

映画にもなった小野さんは、

仕事についてこう語っている。

 

「自分がいやだとね、

『俺これ合わない』ってみんな言う。

でも、“合わない”じゃなくて、

自分が“合わせるんだ”ということ。

仕事はすべてがそうなんですよ」 

――小野二郎(すし職人)

 

名人と呼ばれる小野さんだけれど、

うまれつき不器用で新人の頃はとても苦労したそうだ。

 

何をやっても時間はかかるし、

親方や先輩には怒鳴られてばかり。

 

でも、小野さんは不器用だからこそ人一倍考えて、

人の三倍努力したという。

 

そうやって仕事に自分を合わせていった結果、

名人になったんだ。

 

勉強していると、

どこかで壁に当たることになる。

 

その時に

「暗記は苦手だ」 

「図形は向いてない」 

「英語は合わない」

と言ったところで何にも始まらないよね。

 

 

自分に合うモノを探してみる?

 

だとしても、うまくいかない時はまたやってくるよ。

 

で、ふたたび自分に合うモノ探しの旅に……

 

結局、「合わないことはやらない」って考え方を変えないと、

いつまでも同じことをくり返すことになる。

 

 

正直に言うと、

教科や単元によって多少の合う、合わないはやっぱりあるよ。

 

でもね、目の前の勉強にとことん向き合っているうちに、

君のアタマとココロはそれに合うよう

チューニング(調律)されていく。

 

ギターを弾き続けた人の指先は固くなり、

軽く押さえるだけでキレイな音色を響かせる。

 

そんな変化が、君にも起こるんだ。

 

 

自分が合わせようと思ったら、

最初はうまくいかなくて当たり前。

 

悔しい思いもたくさんするだろう。

 

けれど、そのぶん歯をくいしばって努力することができる。

 

そうやって、人は自らの奥底に眠っている才能を

開花させていくんだよ。

 

「自分が合わせる」という気持ちをもって、

まずは目の前のことに全力を尽くしていこう。

(菅野)

2016/11 30 WED
塾長コラム

行動を生む言葉

From:菅野伸一

 

いよいよ受験直前だ。

 

この時期になるとそれまで平気だったのに、

「落ちたらどうしよう……」 

という不安に心を奪われてしまう子がいる。

 

遠い未来にしか感じていなかった受験当日が、

実感を持って迫ってきたんだろう。

 

「ぜんぶ落ちそうな気がする……」 

なんて口にする子が出てくるのも、

この時期だ。

 

人生で初めての経験なんだから、

しょうがないとは思う。

 

でも、不安は早いとこ断ち切らなきゃマズいよね。

 

「落ちたらどうしよう」 

という不安の虜(とりこ)になってしまうと、

目の前の勉強に集中できなくなる。

 

そうなると、

せっかく君が何年もかけて積み上げてきた合格の可能性が、

指の間からサラサラとこぼれてしまう。

 

この時期に不安の虜になって、

いいことなんてひとつもない。

 

それどころか、

逆に悪い結果を引き寄せることになる。

 

受験直前の君が考えるべきは、

「落ちたらどうしよう」 じゃない。

 

「合格するにはどうすればいい?」 だ。

 

「落ちたらどうしよう」 

という思考は何の行動も生み出さない。

 

「合格するにはどうすればいい?」 

という思考は行動を生む。

 

合格に近づくためには、

何をしたらいいかを考えよう。

 

すぐにやることが見つかるはずだ。

そうしたら即行動すればいい。

行動した数だけ、

君は間違いなく合格に近づいていく。

 

君を合格させてくれるのは君だけ。

正確に言うと、君の行動だけだ。

 

受験当日までに、

精一杯の行動ができたなら。

 

「やれることは全てやった。結果はどうあれ後悔はない」 

 

自然にそう思えるはずだ。

 

時間はまだある。

最善を尽くして、一緒にがんばろう。 

(菅野)

2016/11 19 SAT
塾長コラム

目標に向かう

From:菅野伸一

 

君にどうしても達成したい目標があるのなら、

それを人に話すのは

ちょっとだけ待ったほうがいい。

 

軽い気持ちで人に話してしまうと、

困ったことになる可能性があるんだ。

 

たとえば、ある子が

「○○高校目指して、本気でがんばる!」

と宣言したとしよう。

 

それを聞いた親御さんや先生は、

ついうれしくなってしまうはずだ。 

 

「がんばってね!」

「応援するよ!」 

 

みんなの気持ちは最高に盛り上がる。

 

もちろん、宣言した子は

一生懸命に勉強に取り組み始めることだろう。

 

 

――ただし、この状態を維持するのはかなり難しい。

 

いつの間にか宣言前の状態にもどってしまう。

 

実は、これにはちゃんとした理由があるんだ。

 

 

自分の大切な人から目標を打ち明けられたら、

たいていの人は応援するよね。

 

「君にはムリだ」 

「やめた方がいい」 

なんて言う人はよっぽどひねくれているか、

それともその人のことを本当に考えているか、

どちらかだ。

 

「すごい!」 

「がんばってね!」 

「君ならできるよ!」 

ほとんどの人が、

こんなふうに励ましの言葉をかけることだろう。

 

するとどうなるか? 

 

目標を話して励まされた人は、

まるで自分が何かを成し遂げたような気になってしまうんだ。

 

本来なら目標を達成した時に感じる喜びや興奮を、

先取りしてしまったといってもいい。

 

まだ目標に向けて一歩も踏み出していないにもかかわらずね。

 

こうなるとモチベーションは上がらないし、

目標達成に向けて

つらく苦しい道のりを歩き続けることは難しい。

 

だって、もう心は満たされてしまっているんだから。

 

 

もちろん、目標は絶対に秘密にしておくべきだなんて僕も思わない。

 

やっぱり周りの人が応援してくれるのはうれしいし、

役に立つアドバイスだってもらえるかもしれないからね。

 

大切なのは君の目標は君のものであって、

人に話そうが話すまいが、

そして何を言われようが関係ない

心の奥底においておくってことだ。

 

 

何があっても揺らがない、

じりじりと燃えつづける炎のようにね。

 

下の写真を見てみよう。

受験前、

毎日のように自習に来ていた女の子が

机の横に貼っていたものだ。

 

これを横目に、

自分の心を奮い立たせていたんだろう。

 

「1秒の差は1問の差になる」 

「合格するまで納得するな!」

 

心の奥底に炎を燃やすっていうのは、

こういうことだよ。

 

人から認められたぐらいで満足できるほど、

自分の目標は軽くない。

 

常に心の炎は燃やしておく。

 

 

もし君に目標ができたなら、

この2つを思い出してほしい。

 

あとは近道でも、遠回りでも、

前に進んでいけばいい。

 

そうすれば目標には近づいていくからね。

(菅野)

2016/11 12 SAT
塾長コラム

やる気よりも危機感

From:菅野伸一

 

「これから本気でがんばります!」

 

そう生徒に言われたら、

教える側はついうれしくなってしまう。

 

若い先生なら

「この子もついにやる気になったのか!」

と感動しちゃうかもしれない。

 

たしかにやる気は大切だよ。

 

でもね、

「がんばります!」とは言うものの、

行動がついてこない子がいるのも事実。

 

やる気はあるのに、

やれてない。

 

この子達に足りないモノ。

 

それは「危機感」だ。

 

 

入試当日の受験会場を想像してみよう。

 

教室のまん中あたりに座った君。

 

前後左右にななめ前とななめ後ろ。

 

君のまわりには8人の子が座っている。

 

初めて会った、

名前も知らないライバル達。

 

もし倍率が1.5倍なら、

君もふくめた9人中3人が不合格になる。

 

不合格3人のなかに、

自分が入ってしまう可能性はどれくらいあるだろう。

 

「このままじゃやばい。がんばらなきゃ!」

 

そう思えたら、それが危機感だ。

 

一定数の子は、

たとえ模試で合格判定が出ていても

危機感を抱き続ける。

 

「この程度の余裕じゃ、落ちる可能性だってある、、、」

 

そう考えて、

少しの時間もムダにしないように

勉強に向かう。

 

 

合格判定が出ていても、

危機感を持って勉強し続ける子。

 

合格判定が出ていないにもかかわらず、

危機感を持たず勉強に向き合えない子。

 

夏休みのたった数十日で、

両者の差はどんどん広がり続ける。

 

そうなったら逆転は不可能だ。

 

早い段階で危機感を持った子は、

受験まで足を緩めずに

全力で走り続けるんだから。

 

受験に対して本気で危機感を感じる。

 

それは、君が本物の受験生になったという証(あかし)だ。

 

どれだけ早いタイミングで

危機感をもった本物の受験生になれるか。

 

受験の結果を左右するとても大きな要素だけれど、

スイッチを入れられるのは自分だけ。

 

今、この瞬間も本気で勉強している子がいる。

 

危機感を感じたのなら、

君も今日から動き出そう。

(菅野)

2016/10 29 SAT
塾長コラム

夜明けのサイン

From:菅野伸一

 

授業後、ある女の子が友達にこう言っていた。 

 

「前回のテスト、点数は少ししか上がらなかったけど、

今までで一番分かったんだよね…」 

 

君にもあるんじゃないかな。

 

テスト直後は「できた!」と思ったのに、

点数を見たら「アレ?思ってたほどじゃない…」

ということが。

 

多くの現象には「閾値(いきち)」というものが関係している。

 

あるラインを超えるまでは何の変化もないけれど、

そこを超えた瞬間に状況がガラッと変わる。

 

そのラインが閾値だ。

 

 

水の温度をドンドン下げていく。

 

しばらくは何の変化も見られない。

 

でも0℃に達した瞬間、水は一気に凍り始める。

 

水にとっては0℃が氷に変化するさいの閾値といえる。

 

 

勉強も閾値で考えるとわかりやすい。

 

冷蔵庫で何年冷やし続けたところで水は凍らないように、

あやふやな勉強をいくらくり返しても点数は伸びない。

 

閾値に達するまで勉強をやりきることが必要だ。

 

その手前で勉強をとめてしまうのは、ほんとうにもったいない。

 

 

■ 問題:参勤交代を定めた江戸幕府の将軍は?

(正解:徳川家光)

 

「え~と、江戸の将軍って足利?源?それとも徳川?

そもそも参勤交代って何だっけ?」

 

この子が×なのは当たり前。

 

何にも覚えていないんだから。

 

まずは基本事項から覚え直そう。

 

 

もったいないのは次のようなパターンだ。

 

「参勤交代は外様大名を押さえるためのものだったな~。

たしか江戸時代の初めのほうだった気がする。

――よし、徳川家康だ!」

 

残念ながら、この子も×だ。

 

もう少しで正解だったのに、

結果は何にも覚えていない子と同じで0点。

 

記号や用語で答えるテストの場合は、

80%分かっているからといって

0.8点もらえるわけじゃないからね。

 

で、テストの大半はこの形式だ。

 

手応えはあっても点数が伸びない子は、

あと少しだけ勉強が足りていない。

 

点数がガラッと変わる閾値まで、

もうちょっとで手が届くところまできているのに。

 

 

閾値の手前で足踏みしている子は、

勉強に対して後ろ向きになることがある。

 

「こんなにがんばっているのに…」 

 

「いくらやってもダメなんじゃないか…」

 

手応えがあるだけに、

あまり変わらない点数を前にすると無力感に襲われる。

 

でもね、

それは閾値を突破するためには、

どうしても通らなきゃならない道なんだ。

 

『It's always darkest before the dawn.

(夜明け前がいちばん暗い)』

 

努力が報われない辛い時期は、

すぐそこまで夜明けがきているってサインでもある。

 

ちなみに、冒頭で紹介した女の子は

自ら勉強の特訓を申し出てくれた。

 

彼女の夜明けはもうすぐだ。

(菅野)

2016/10 22 SAT
塾長コラム

合格へ続く一本道

From:菅野伸一

 

今日は朝から2階のリフォーム工事に立ち会っている。

 

職人さんにエレベーター周りの壁紙を張り替えてもらって、

トイレの洗面台も交換。

 

さらに各階の洗面台の水の流れも悪かったので、

見てもらうことにした。

 

職 「何か詰まってますね~」

 

私 「じゃあ、髪の毛なんかを溶かす液を買ってきて流せばいいんですかね」

 

職 「……あれはやらないほうがいいですよ」

 

私 「え?!そうなんですか」

 

職 「たしかに髪の毛を溶かすことはできますが、

それには1週間以上かかるんです。

排水管にたまった水で希釈されちゃうんで」

 

私 「へ~!」

 

職 「そんなにやらなくても流れがよくなったような気がするでしょ。

でもそれは髪の毛なんかが中途半端に溶けて

ヘドロ状になっただけなんです。

そうなると、そこに他のゴミがくっついて、

よけいに詰まるようになっちゃうんですよ」

 

私 「それじゃあ、どうすれば?」

 

職 「私らプロが使っているのはトイレの詰まりを直すアレです。

アレでシュポシュポやると、

排水管のなかの詰まりが

壁の中にある太い排水管にスポッと押し出されるんです」

 

 

実際にアレ(「ラバーカップ」というらしい)を使ってやってみたところ、

見事に水が流れるように。

 

「もっとも良い方法は、もっともシンプルな方法でもある」

 

これは今回のケースに限らずよくある話だ。

 

実は勉強だって、

君が思っているほど複雑なものじゃない。

 

 

授業を受けて、内容を理解する。

→ 問題を解く。  

→ できなかった問題をできるようにする。

→ これをくり返す。

 

当たり前で、とてもシンプルだよね。

 

理解して、

解いて、

できる問題を一つひとつ増やしていく。

 

それが合格へ続く勉強の一本道だ。

 

複雑な手順もいらなければ、

君の知らないウマいやり方がどこかに存在するわけでもない。

 

 

シンプルな一本道を、

どれだけ本気になって進んでいるか。

 

差はそこでついていく。

 

 

本気になって、目の前の1問に徹底してこだわろう。

 

この1問が入試で出たら、

自分は間違いなく解ける。

 

そう断言できるまでやりきるんだ。

 

合格は、その積み重ねの先に待っている。

(菅野)

2016/10 15 SAT
塾長コラム

やる決意とやめる決意~三日坊主を防ぐ方法~

英語のテストで、思ったよりも点数がとれなかった。

「よし!これから毎日、単語の練習をしよう!」

さっそく単語帳を買ってきて1ページ目の「A」から覚え始める。

 

1日目、ちゃんとやった。

2日目、半分ぐらいやった。

3日目、忙しくてできなかったから、明日まとめてやろうと思った。

 

じゃあ4日目はといえば……

まずやらないよね。

そうして使われなくなった単語帳は

いつのまにか本棚へ。

 

それなのに何か月かしたら、

また別の単語帳を買ってきちゃうんだよね。

「今度こそ!」って気持ちで。

 

でも、結果はまったく同じで三日坊主。

本棚の単語帳が2冊になり、

「A」の単語にはやたらと詳しくなったけど。

 

――これ、じつは高校生のころの僕の話(笑)。

長続きしないのは自分の意志が弱いから。

当時はそう思っていたけれど、

今なら何がマズかったのかはっきり分かる。

タイムマシンがあるのなら、

その原因を大声で高校生の自分に教えてやりたい。

 

「何か新しいことをやろうと決意する場合、

じつは 『何をやめるか』 もいっしょに決意しなきゃならない」

 

1日は24時間。

これは絶対だ。

その限られた時間を使って僕らは生きている。

 

学校に行って、

部活をやって、

塾に行って、

テレビ見て、

音楽聞いて、

ゲームやって、メールして……。

何もしないでぼーっとしている時間も、

ぼーっとすることに時間を使っている。

つまり、時間はすでに限界まで使われているんだ。

 

ということは、

何か新しいことを始めようと決意しても、

入れるべきすき間はすでにないってことになる。

水がギリギリまで入ったコップに水を足しても、

水はあふれるだけだよね。

それと同じだ。

 

新しい水を入れたければ、

コップに入った水を少し捨てる。

 

新しい何かをやると決意したのであれば、

これまでやっていた何かをやめる決意もいっしょにする。

 

それをしないで何かを始めても、

新しく始めた何かはすぐに日常からあふれてしまう。

僕の単語練習が三日と続かなかったようにね。

 

単語練習に本気で取り組むと決意するのであれば、

ゲームをやめると決意する。

 

時間が有限である以上、

「やる決意」と「やめる決意」は常にセットで行うことになる。

 

そのためには、慣れ親しんだ何かをやめるだけの価値が

新しく始めることにはあるという確信が必要だ。

 

正直、「やる決意」なんていつでもできる。

ほんとうに難しいのは「やめる決意」だ。

新しいことにかける自分の本気度も、

それでわかる。

(菅野)

2016/10 08 SAT
塾長コラム

ストックの習慣

小さな体で大きなギターをかきならし、

力強くのびやかな声で歌う女性シンガー、miwa(ミワ)さん。

 

紅白歌合戦には2年連続で出場、

恋人にしたいアーティスト第1位。

ひょっとしたら君も彼女のファンかもしれないね。

 

そんなmiwaさんの曲の作り方は、

ちょっと変わっている。

ポイントは「ストックの習慣」だ。

 

彼女にはタイアップで作った曲が多い。

デビュー5年目で、

ドラマの主題歌やCMソングをすでに30曲以上も制作している。

 

タイアップの難しさは、

与えられたテーマにそった曲作りが求められること。

「あふれる思いを歌にして~」とはまるで違う世界だ。

 

そこでmiwaさんがやっているのが、

メロディーのストックだ。

 

いつ、どんな注文にもこたえられるように、

彼女は日々メロディーを作っては、

PCの中にストックし続けている。

 

そして、いざテーマが与えられたら、

それに合ったメロディーを選んで歌詞をつける。

 

求められた仕事を期限内にきっちり仕上げる、

職人的な仕事のやり方だね。

 

ちなみに、

タレントで映画監督でもある北野武さんも、

日々ストックを続けている一人だ。

 

彼はどんなにお酒を飲んでも、

家に帰ったらシャワーを浴びて

朝まで本を読んでいる。

しかも、ちゃんとノートをとりながら。

 

ずっと若いころに習慣になって、

いまだにそれを続けているんだって。

 

さて、僕が何を言いたいのか、

君ならもうわかるよね。

 

そう、勉強もまったく同じってこと。

テスト前になってあわてて勉強しても、

ストックがゼロじゃいい点数はとれっこない。

 

学校や塾、家で日頃どれだけの知識をストックしてきたか。

それで結果が決まる。

 

でもね、

ストックの習慣はいい点数をとるだけのものじゃない。

miwaさんや北野武さんのように、

将来、君が仕事で活躍するための力になる。

 

勉強を通して身に付く力のなかで、

ストックの習慣ほど将来の成功に直結するものはないよ。

 

毎日できることを続けていこう。

それが君の世界を変えていくはずだ。

(菅野)

2016/06 30 THU
塾長コラム

自分に自信が持てない君へ

塾での僕の一日は、

道路のゴミ拾いから始まる。

 

陽光と両隣のビルの前をグルッと一周。

 

タバコの吸い殻や空き缶、何かの包み紙を一つひとつ拾っていく。

 

 

僕が一番こだわっているのは、

「小さなゴミ一つでもかならず拾う」

ということだ。

 

 「面倒だな~、

吸い殻の一つぐらい拾わなくてもいいか」

と思うことだってもちろんあるよ。

 

でも、駐輪場に置いてあるごみ箱とトングを持って、

その一つをかならず拾いに行く。

 

ゴミを拾うと決めた

自分との約束を守るためにね。

 

 

もしも自分との約束を一度でも破るとどうなるか。

 

いざという時、自分に自信がもてなくなるんだ。

 

人はだれでも「楽したい…」とか「怠けたい…」といった

弱い自分をもっている。

 

そんな弱い自分に負けないでいるうちに、

自信は徐々についていくものだから。

 

 

君が今、いまいち自分に自信がもてないんだとしたら。

 

何でもいいから「決める→やる」をくり返してみよう。

 

最初は本当にささいなことでかまわない。

 

・1日1つ、部屋にあるモノを片付ける。

 

・朝起きたら、自分から家族に「おはよう」と言う。

 

・脱いだ靴はかならずそろえる。

 

ね、これならできそうでしょ?

 

 

こんなささいなことでも、

「決める→やる」をくり返しているうちに自信はついていく。

 

自信がつくと、

できそうだと思えることが増えていくよ。

 

すると、大きな目標にも向かっていけるようになる。

 

 

もう一つ、自信がつくことで君に起きる変化がある。

 

自信をちょっとずつ積み重ねていると、

ある日君は気づくはずだ。

 

「やればできると思える自分」

 

「ちょっと難しそうなことでも、挑戦してみようと思える自分」

 

そう思える自分のことを、前よりずっと好きになっていることにね。

 

 

大きな目標に立ち向かうため。

 

そして、自分をもっと好きになるため。

 

さあ、君は自分とどんな約束をするんだろう。

(菅野)

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